1、我が国における糖尿病患者
糖尿病患者と、その予備軍を合わせると約2000万人いると言われています。糖尿病のある方の多くは、健康診断で血糖値の異常を指摘される、他の病気で医療機関を受診した際に高血糖を指摘されるなどして、糖尿病と診断されます。働きざかりの40歳代では治療を受けている割合が低く、勤労世代の健診の受診率や治療の継続率を高めることが糖尿病診療の課題と言われています。
健康診断・人間ドックなどで、「要経過観察」「要精密検査」「要受診」などと判断された方ご相談ください。
糖尿病患者と、その予備軍を合わせると約2000万人いると言われています。糖尿病のある方の多くは、健康診断で血糖値の異常を指摘される、他の病気で医療機関を受診した際に高血糖を指摘されるなどして、糖尿病と診断されます。働きざかりの40歳代では治療を受けている割合が低く、勤労世代の健診の受診率や治療の継続率を高めることが糖尿病診療の課題と言われています。
糖尿病の診断は、ヘモグロビンA1c (HbA1c) 、空腹時血糖、75g経口ブドウ糖負荷試験 (75gOGTT) 、随時血糖の4項目の測定し、その組み合わせで診断します。例えば空腹時血糖126mg/dL以上、HbA1c6.5%以上で糖尿病と診断します。
糖尿病治療の目的は、神経、目、腎臓などの合併症。心臓病や脳卒中などのリスクを減らし生活の質の低下を防ぐことにあります。例えば、HbA1cを1%低下させることで心筋梗塞の発症リスクが14%減少すると報告されています。