1、日本における肺気腫の現状
1960年代以降タバコの販売量や消費量が増加し、これに約20年遅れて肺気腫の死亡率が増加している。40歳以上の日本人の約530万人が肺気腫に罹患していると推定される。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、長期間の喫煙などによって引き起こされる「肺の生活習慣病」です。肺の機能が低下すると、咳(せき)や痰(たん)が増え、息苦しさや息切れが続きます。坂道や階段などで息切れや息苦しさを覚え呼吸困難になる方で、10年以上喫煙をしている方の場合、まずCOPDを疑います。症状があれば相談してください。
1960年代以降タバコの販売量や消費量が増加し、これに約20年遅れて肺気腫の死亡率が増加している。40歳以上の日本人の約530万人が肺気腫に罹患していると推定される。
1、慢性の咳嗽
2、慢性の喀痰
3、労作時呼吸困難
上記1〜3の臨床症状のいずれか、あるいは臨床症状がなくても肺気腫発症の危険因子、特に長期間の喫煙歴があるときに肺気腫を疑いスパイロメトリーを行い診断される。